日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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気象衛星

2013年11月1日(金) 掲載

 地球の上空で主に雲の動きを観察する。日本では気象庁が運用する気象衛星「ひまわり」が使われている。2014年度と16年度に1基ずつ打ち上げる後継機は雲のほか、海や陸地の様子を鮮明にとらえられる。
 衛星の観測技術が注目されるのは環境問題が深刻になっていることがある。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第1作業部会が9月に報告書を公表。地上の平均気温の上昇で今世紀末までに日本を含む中緯度地域では強い雨が頻繁に降るようになると警鐘を鳴らした。大気中の水蒸気量が増えるためで、強い台風の発生につながるとの報告もある。水蒸気量、降水量、熱量、海面水温などを調べられる高度な観測衛星も各国が打ち上げている。気象衛星のデータと組み合わせ日々の天気予報の精度を上げたり長期的な気候変動の研究に生かしたりしている。
 気象衛星は米国や欧州、中国などが保有し、データは世界気象機関(WMO)を通して各国で共有する。いつでも地球のどの部分の雲画像でも見られ、どこで台風が発生しそうか、豪雨が続いているかなどを把握するのに役立っている。日本は衛星の観測データなどをもとに、東アジア各国の気象解析や予測資料の作成を手掛ける地域センターの役割を担う。