日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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オバマケア

2013年11月1日(金) 掲載

 オバマ米大統領が推進している医療保険改革法。日本とは違って、米国には国民すべてが保険に加入する「国民皆保険」の枠組みがなく、6人に1人が無保険という先進国で最悪の状態になっている。オバマ政権は2014年1月から原則として全国民に保険加入を義務付け、国民が今までより医療サービスを受けやすくなる体制を目指している。
 オバマケアの法案そのものはオバマ政権1期目の10年3月に成立した。だが巨額の財政支出が必要なため「小さな政府」を志向する野党・共和党が猛反発。約2年の法廷闘争を経て12年に連邦最高裁で合憲とされた。ただ米国民からの支持は今なお高くなく、債務上限の引き上げなどで民主・共和両党が対立する場面では大きな争点となっている。ケネディ大統領やクリントン大統領らの歴代民主党政権も医療保険改革に挑戦してきたが、失敗している。
 今年10月、政府の補助金で安く保険が買えるオンラインの保険市場が稼働を始め、医療保険改革はようやく実施段階に移った。ただ、企業への従業員向け保険提供の義務付けは1年延期が決まっており、今回の財政協議でも政府の補助金を受ける低所得者の審査を厳格化する修正が加えられた。共和党は引き続き制度の欠陥を訴えていく構えで、制度の見直しを迫られる余地は残っている。