日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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鉄道インフラの輸出

2013年12月1日(日) 掲載

 車両や信号、電気設備など鉄道関連インフラを一体的に海外に輸出・整備する事業。日本勢にとっては国内で培った安全技術や設備保守、運行管理などのノウハウが強み。産業競争力の強化へ政府も空港や港湾などと並び、鉄道をインフラ輸出の柱に据え官民一体で日本の技術を売り込んでいる。
 これまで日本の鉄道関連の海外事業は、日立製作所や川崎重工業、三菱重工業など重電メーカーによる車両の輸出が中心だった。近年では車両などハードに加え、電気設備の運用や自動列車制御装置(ATC)の導入などソフトと一体化した「パッケージ型」の輸出に力を入れている。インフラ整備に合わせ、設備保守や運行管理のノウハウに乏しい現地鉄道会社の人材育成まで支援できるのも日本の強みだ。
 大型の鉄道輸出の好例は東海旅客鉄道(JR東海)などが受注し、2007年に開業した台湾新幹線。車両供給に加えATCなど信号システムの導入を助言した。ただ、台湾新幹線は欧州の通信システムと融合した独自規格ですべてのインフラをオールジャパンで受注できなかった。JR東日本などが受注したプロジェクトは高速鉄道ではなく都市交通で、通信インフラも含め日本連合の採用が決まっている。