日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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オムニチャネル

2013年12月1日(日) 掲載

 すべて(オムニ)の販路(チャネル)を意味する。実店舗や通販サイト、カタログ誌、テレビなど、あらゆる販路やツールを組み合わせて、顧客に最も合う形で商品を販売して、全体の売り上げを最大化させる戦略を指す。IT先進国の米国では次世代の小売業のキーワードとされる。
 経済産業省によると、小売業販売額はここ数年、135兆円前後でほぼ横ばいで推移する。一方、消費者向け電子商取引(EC)市場は12年で9.5兆円と5年で8割伸びた。ネット市場がさらに拡大すれば、実店舗の顧客を奪われるとの危機感が小売業の間で広がっている。
 オムニチャネル戦略を打ち出す小売業が相次ぐ。紳士服チェーンの青山商事は店舗と自社通販サイトで顧客の体格情報を共有するサービスを始めた。店舗で自分のウエストや首回りなどを登録すれば、サイト上では自分の体格に合った商品が表示される。
 普及のカギは消費者がネットと店舗との垣根を感じないように一体運営をできるかどうか。商品管理データを一元的に把握するためのシステム投資もかさむ。膨大な購入データを活用した顧客の購買動向の把握、詳細な分析なども成果をあげていくには必要だ。