日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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車載用電池

2014年1月1日(水) 掲載

 電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)などに搭載する電池。最近では小型・軽量にできるリチウムイオン電池が主力になっている。同じ質量で比較するとニッケル水素電池の3倍、鉛蓄電池の7倍程度の電気を蓄えることができる。特にEVは、1回の充電で長い走行距離を確保する必要があるためリチウムイオン電池が使われている。ただ、ガソリン車が1度の給油で600キロメートル程度走行できるのに対して、リチウムイオン電池を搭載するEVは約3分の1程度の200キロメートル程度にとどまっており、利便性の向上が求められている。
 自動車メーカーからの電池の低コスト化や高性能化の要請に応えるために、化学メーカーはケイ素(シリコン)など、新しい電池材料の開発を進めている。多くの電池を搭載できるようになるほか、電池の体積や質量も抑えられ、車両のデザイン性も高められる。
 2030年ごろになるとリチウムイオン電池に代わって、新たな材料や構造を採用した電池が実用化する見通し。空気中の酸素を取り込んで電気を発生させる金属空気電池のほか、リチウムイオンの代わりにアルミニウムイオンやマグネシウムイオンを電極間で移動させる金属負極電池などが期待されている。15年にはトヨタ自動車とホンダが量産型の燃料電池車を発売する。EVがエコカーの本命になれるかどうかは高性能電池の開発にかかっている。