日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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パート労働者

2014年2月1日(土) 掲載

 フルタイムで働く労働者と区別した英語の「パートタイマー」から発生した言葉で、1週間の労働時間が正社員より短い従業員。通常の所定労働時間(週40時間以内)より短いことを指すが、定義には曖昧な部分があり、企業によって対応は分かれる。業務の内容のほか、賃金・待遇面で正社員と区分するため便宜的に使われることも多い。
 女性の社会進出に加え、バブル崩壊以降に企業が人件費を含めた固定費の削減に注力した結果、パート労働者が増えた。厚生労働省による直近の調査では、1200万人以上いる。契約や嘱託、派遣なども含めたいわゆる「非正規労働者」になると、雇用者の3人に1人という水準に達している。
 転職が比較的容易なことや、出産・育児など働き手の都合に合わせやすい利点はある。半面、正社員に比べて低い処遇をどう改善していくかが課題だ。企業は年金や医療など社会保険料の企業負担が少なくて済むことを背景に、パートの比重を高めている。政府は2016年秋から厚生年金の適用範囲をパートの一部に拡大することを決めたが、労働時間や年収などの条件が厳しく、新たな対象者は25万人程度にとどまる見通しだ。