日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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MEMS

2014年2月1日(土) 掲載

 Micro Electro Mechanical Systems(微小な電気機械システム)の略。メムスと読む。微細なセンサー、モーター、電子回路をシリコンやガラスの基板上に集積し、ひとまとまりにした電子部品のこと。インクジェットプリンターのヘッド部にある極小ノズルやスマートフォン(スマホ)、携帯ゲーム機の各種センサー、遺伝子を調べるDNAチップなどに広く使われている。
 大きさはデバイス全体で数ミリ以下、1部品で数マイクロ(マイクロは100万分の1)メートル以下とされる。機器の小型化や省電力化だけでなく、加速度センサーで人の動きを検出するスマホのように機器に新たな機能を生み出せる。2010年に7000億円超だった国内市場は20年に3兆円超に拡大する見通しだ。
 医療分野でもDNAやタンパク質、血液の分析への応用が模索されている。東芝や東北大学は貼付薬にMEMSを組み込んだり、錠剤やお米に飲み込み可能なMEMSを混ぜて運動量や食生活、睡眠の質・量を正確に把握することを想定している。血圧や脈拍も日常生活の中で意識せずに検出できる体制を構築したい考えだ。