日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

  • 0
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • はてなブックマーク
  • Facebook
  • mixiチェック
  • Twitter
  • LinkedIn

非接触型ICカード

2014年2月1日(土) 掲載

 アンテナから発生させる電波を使って、ICチップに入っている情報をやり取りする仕組みを内蔵したカード。読み取り機にじかに触れずに済み、表面が摩耗したり傷ついたりしにくい。電波の飛ぶ距離によっていくつかの種類があり、読み取り機に数センチメートルまで近づければ通信できる「近接型」と呼ぶカードが主流となっている。近接型は通信方式の違いによって「タイプA」「タイプB」「フェリカ」の3方式に分けられる。
 ソニーが開発したのが「フェリカ」方式。国内では商用の非接触ICカードのほとんどを占めている。NTTドコモの決済機能である「おサイフケータイ」など、携帯電話に内蔵するタイプが2億2000万枚。電子マネー「楽天Edy」と流通系電子マネーの合計が約1億4000万枚。交通系のICカードはJR各社や私鉄・バスなどで導入されており、2013年春からは全国10の交通系ICカードの相互利用が始まった。
 海外では香港やバングラデシュなどでフェリカ式のIC乗車券が採用されている。国内外での累計発行枚数は6億6000万枚を超える。一方、オランダのフィリップスなどがつくった「タイプA」は欧米を中心に広く普及している。フェリカ方式に比べ安価とされるが、読み取りにかかる時間が長く、やり取りできる情報量も少ない。「タイプB」は日本の住民基本台帳カードや旅券などで使われている。