日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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偏西風

2014年3月1日(土) 掲載

 地球を取り巻くように吹く上空の強い西風。風速は毎秒数十メートルに達する。航空機の運航に大きな影響を及ぼすことからジェット気流とも呼ばれる。高緯度の寒帯ジェット、低緯度の亜熱帯ジェットなどがある。高度5000~1万メートル付近を中心に吹き、これに流されるようにして毎日の天気を左右する高、低気圧が動く。赤道付近が高温で極地方が低温という温度の違いや地球の自転が原因で起きる。
 気温差や海や陸地の分布の影響などで普段からある程度蛇行するが、部分的にくびれたようになり蛇行が大きくなる場合がある。熱帯太平洋の海面水温や大気の流れの中に生じる様々なタイプの波、極地方を覆う雪や氷、成層圏の状態などの影響を受けると考えられる。くびれの部分に「ブロッキング高気圧」ができて動かなくなると、同じような天気が続き、異常気象の発生にもつながる。
 冬の天気に影響するのは寒帯ジェットで、南に大きく蛇行するとその後面では北極から寒気が南下し、逆に前面では暖気が北上する。夏には亜熱帯ジェットの影響を受けやすく、蛇行の仕方によって、猛暑になったり上空に寒気が入って雷雨が起きやすくなったりする。