日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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購買担当者景気指数(PMI)

2014年3月1日(土) 掲載

 原材料や部品の調達を担う人(購買担当者)に生産や受注、価格動向などを聞き取り、その結果を指数で示した経済指標。英文の「Purchasing Managers' Index」の頭文字からPMIと呼ぶ。とくに製造業の購買担当者は取引先の動きや製品の需要、自社の生産計画などを見極めたうえで原材料を仕入れるため、その景況感は数カ月先の景気動向を敏感に映す。このため、PMIは将来の景気動向を占う先行指標として注目されている。
 景気が良くなると考える人が多いほど指数は高くなり、悪くなると思う人が増えれば指数は下がる。判断の分かれ目は50で、指数が50を割り込んだときには景気の方向性は「悪化」となる。米国では、サプライマネジメント協会(ISM)が公表する景況感指数がよく知られている。直近1月の数値は大寒波の影響などを反映して8カ月ぶりの低さだったが、指数は50を上回った。目先の景況感は悪くなっているが、なお米景気の回復を見込んでいる購買担当者が多いことを示している。
 中国には2つのPMIがある。政府機関が公表するPMIは国有企業が中心だが、英金融大手HSBCがまとめるPMIは民間の中小企業が多く含まれている。中国景気の動向をより敏感に示すとされ、市場関係者が重視している。構成項目の一つである「新規輸出受注」は中国からの製品輸出の動きを示し、世界経済の先行きを占う意味でも注目されている。