日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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ベースアップ

2014年4月1日(火) 掲載

 企業が従業員の月例賃金を決める賃金表・賃金カーブの水準を一律に引き上げること。すべての従業員の賃金を一様に底上げする効果がある。一時的な賃金増である年間一時金(ボーナス)の引き上げと比べて、退職金などの算定水準も底上げになるため、恒常的な賃金増(会社から見れば人件費負担増)につながる。
 年齢や勤続年数に応じて、1年たつと給与が増える仕組み(定期昇給)をとる企業では、定昇+ベアが翌年の賃金の増加分になる。物価が上昇している局面で、ベアがなければ、年齢・勤続年数が同じ人の実質的な賃金は前年に比べて目減りしてしまう。近年はデフレの傾向が続いており、昨年までの春季労使交渉でベアを実施する企業は少なかった。
 もっとも、1月の消費者物価指数は前年同月比1.3%上昇し、8カ月連続で上がった。4月からは消費税率が5%から8%に上がる。このため、デフレ脱却を目指す政府は経営側に賃上げを強く要求していた。各産業の労働組合を束ねる連合はベアの統一要求を5年ぶりに掲げ、月例賃金の1%以上の水準を掲げていた。