日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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非正規社員

2014年5月1日(木) 掲載

 正社員以外の社員を指す。明確な定義はないが、雇用形態として契約社員のほか、派遣、パート、アルバイトなどがある。一般に労働時間は週40時間以上働く正社員より短く、給与は正社員より少ない。正社員は雇用期間の定めがない無期雇用なのに対し、非正規社員は有期雇用が多い。
 非正規社員が雇用者に占める割合は2003年に30%だったが、13年には37%まで上昇した。企業は、雇用調整がしやすいことや年金や健康保険料の負担が少なくて済むことを理由に、非正規の比重を高めてきた。非正規社員の約7割は女性だが、2000年代に入り、男性が増えている。長引く景気の低迷で新卒採用の正社員枠が減り、非正規として働き始めた人たちが、なかなか正社員に転換できないためだ。
 非正規社員は、能力開発の機会が乏しく、技術や知識が身につきにくい。このため、政府は正社員と非正規という2つの働き方に固定された状況を変えようと、限定正社員という中間的な雇用形態を打ち出した。限定正社員は転居を伴う異動がなく、労働時間は正社員より短いが、給与や福利厚生は非正規社員より手厚い。