日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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インボイス

2014年6月1日(日) 掲載

 企業が取引先に商品を納入する際に、商品ごとの税率や税額を書いて発行する伝票のこと。現在、日本で一般的に使われている請求書は商品ごとの税率や税額を書く欄がない。日本は消費税率が8%と単一で、合計金額さえ分かれば消費税額を計算できる。企業が請求書を保存していれば、税務署は企業が正しく消費税を納めているか確認することも容易だ。
 しかし、軽減税率が入って消費税率が複数になると、合計金額だけでは消費税額が分からなくなる。現行方式のままでは、企業が納める消費税を少なく申告しても、税務署は真偽を見極めるのが難しい。このため、財務省は現在の請求書では「正しい納税事務ができない」としている。軽減税率を導入している欧州の多くの国はインボイスを採用している。
 日本も1989年の消費税の創設時や97年に税率を3%から5%に引き上げた時に、インボイスの導入を検討した。しかし、単一税率であることや中小企業の事務負担が増えることを理由に見送られた。