日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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3次元フラッシュメモリー

2014年6月1日(日) 掲載

 データを保存する半導体を垂直方向に何層も重ねたフラッシュメモリー。記憶容量はテラ(テラは1兆)バイト級と飛躍的に増える。パソコンやデータセンターのサーバーなどに使われ、大容量が特徴のハードディスク駆動装置(HDD)から置き換えが進むとみられる。
 半導体各社はこれまで、メモリー回路の線幅を狭める「微細化」を競ってきた。1枚のウエハーから大量のメモリーをつくることができコスト低減につながるほか、同じメモリー面積でより多くのデータを記憶できるためだ。フラッシュメモリーでは東芝が今春、業界トップとなる線幅15ナノ(ナノは10億分の1)メートルの製品の量産を始めた。ただ微細化は10ナノメートル台が物理的な限界とされる。容量拡大などメモリーの性能を今後も高めるには、半導体を積み重ねる3次元技術が有効。韓国サムスン電子は今月、中国・西安で3次元メモリーの専用工場を稼働させた。
 重ねた半導体の上段から下段まで穴を開け、貫通させた穴にトランジスタを埋め込む必要がある。何十層に積み重ねても歩留まりが下がらない技術が特に難しいとされ、各社は試行錯誤している。