日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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合計特殊出生率

2014年7月1日(火) 掲載

 その年の出産動向がこれからも続いた場合に、1人の女性が生涯に産むと推測される子どもの数。15歳から49歳までの女性を出産期と想定して、年齢ごとの出生率を割り出して合計する。出産しやすい若い年代の女性が多いか少ないか、という年齢構成の影響を取り除いており、過去のデータや外国との比較がしやすい。
 日本での最高は、戦地から復員が相次いだ1947年で4.54。この時期に生まれた人たちが「団塊の世代」にあたる。その後女性の社会進出などで75年には2.0を割り込み、05年には過去最低の1.26まで下がった。日本では国境を越える人の移動が少ないため、出生率が将来の人口規模を決める。人口を減らさずに維持するには2.07まで引き上げることが必要とされている。
 日本の公的年金は現役世代が納めた保険料を、高齢者にそのまま「仕送り」する仕組みだ。出生率が下がって保険料を納める人が減れば、年金制度を今のまま維持できなくなる。年金制度の継続や経済の活性化に向けて、出生率の回復は先進国に共通する課題だ。