日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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外国人投資家

2014年7月1日(火) 掲載

 海外を拠点に活動している投資家のこと。ヘッジファンドなど短期売買主体の投資家から、欧米の年金基金や投資信託など長期運用を柱とする投資家まで多彩だ。オイルマネーを扱う産油国や中国系の政府ファンドなどを含めて巨額の資金を動かす投資家が多い。日本の株式市場における売買シェアは60%超と投資家別では最大で、株価形成に大きな影響力を持つ。時価総額の大きい主力株を好む傾向がある。
 昨年はアベノミクスによる脱デフレ期待を背景に海外資金が流入。東京証券取引所が発表する投資主体別売買動向によると、2013年の買越額は15兆円と過去最高だった。日経平均株価が年間で57%上がり、41年ぶりの上昇率を記録する原動力となった。過去にも「郵政解散」で改革期待が高まった05年に10兆円以上買い越し、株高をけん引した。一方、今年に入ってからは外国人の日本株買いは勢いが細っており、日経平均株価が昨年末の水準を抜けない一因になっている。
 会社経営に関与する「物言う株主」としても存在感がある。米ファンドのサード・ポイントはソニーの株主として映画・娯楽分野の分離を求めて注目を浴びた。銘柄選別の基準として、企業が資本を効率的に使って稼いでいるかを示す自己資本利益率(ROE)を重視する傾向がある。このため、使い道のないキャッシュをため込んでいると配当などで還元を求めてくることが多い。