日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

  • 0
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • はてなブックマーク
  • Facebook
  • mixiチェック
  • Twitter
  • LinkedIn

国民医療費

2014年7月1日(火) 掲載

 国民の病気やケガの治療のために、1年間に医療機関に支払われた医療費の総額。健康保険からの給付のほか、患者の窓口負担、生活保護など公費で賄う医療費を合算する。診療費や調剤費、入院時の食事代や部屋代、柔道整復師などの治療費を含む。保険診療の対象外の健康診断や正常な出産、予防接種などの費用は除く。
 国民医療費は近年は年1兆円超のペースで増えている、2011年度には約38兆6000億円に達し、国民1人あたりの金額は初めて30万円を突破した。高度な診断機器の普及や高価な薬の開発といった、医療の高度化によるところが大きい。高齢化の影響も加わり、団塊の世代が75歳以上になる25年度には、自己負担を除いた額で50兆円を超すとの政府推計もある。
 医療費の膨張を抑えるため、政府は新薬と同じ成分だが安価な後発医薬品(ジェネリック)のシェアを高めたり、高額医療のもととなる生活習慣病を予防したりする取り組みを急ぐ。さらにレセプト(診療報酬明細書)などのデータを分析して都道府県ごとに医療費の抑制目標も導入する方針だ。