日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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ネット不正送金

2014年8月1日(金) 掲載

 数年前から日本でも被害が出始めたインターネットバンキングの不正送金だが、最近は手口が巧妙になってきている。警察庁のまとめによると、個人と法人を含めた今年の全体の被害額は5月の時点で14億円を超え、すでに昨年を上回った。手口の巧妙化が被害の拡大を助長している側面が大きい。
 犯罪組織が主に用いているのは「フィッシング」と呼ばれる手口だ。利用者にメールを送って偽物のサイトに誘導し、IDやパスワードなどを入力させて情報を盗む手法だ。現在増えているのは、パソコンをウイルスに感染させて遠隔操作する手口。パソコンを乗っ取ってしまえば、そこから個人情報を盗んだり、セキュリティー対策ソフトの機能を停止させたりすることも可能になり、より被害が深刻化する恐れがある。
 ただし不正送金の被害は最新のセキュリティー対策ソフトの導入など、十分な対応でリスクを軽減できる。パソコンが乗っ取られた際は、動作が急に重くなるなどの兆候があるという。実際に被害にあっても、振り込みの限度額を低く設定しておけば被害を最小限に食い止めることが可能だ。