日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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コンセッション方式

2014年8月1日(金) 掲載

 国や地方自治体が空港や上下水道といった公共施設を所有したまま、運営する権利を民間事業者に与えるしくみ。運営権を得た企業は利用料金を設定・徴収し、収入を事業運営に充てる。経営効率化や新事業の創出で生み出した収益は出資者への配当に回すことができる。国や自治体の債務が膨らむなか、インフラの維持管理や更新に充てられる財源は限られており、注目を集めている。
海外で一般的な民営化の手法だが、国内では2011年のPFI(民間資金を活用した社会資本整備)法改正や昨年6月の民活空港運営法の成立で可能になった。空港分野だけでなく、大阪市や浜松市が上下水道、愛知県は有料道路での実施に意欲を示している。これまで国や自治体に限られていた公共施設の運営権が民間に開放されるため、新たな事業機会として企業の関心も高まっている。
 政府が6月に閣議決定した新しい成長戦略では、16年度末までの3年間を集中強化期間と位置付け、計2兆~3兆円のコンセッションを実施する目標を掲げた。重点分野は空港と上下水道、有料道路の計19件で、実施に向けた手続きが今後動き出しそうだ。