日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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企業年金

2014年9月1日(月) 掲載

 民間企業が運営する年金制度のこと。日本の年金制度は3階構造になっている。1階部分と2階部分は公的年金と呼ばれ、1階は全国民が加入する国民年金(基礎年金)で、自営業者や非正規社員、専業主婦などが加入する。2階は会社員が加入する厚生年金で、報酬に比例して年金額が決まる。さらに3階部分に企業が任意でつくる企業年金制度がある。
 企業年金には大きく分けて3つある。企業が将来の年金額を約束して運用する確定給付企業年金と、運用実績で受取額が変わる確定拠出年金(日本版401k)がある。2階部分の厚生年金と一体で運用する厚生年金基金は確定給付年金の一種だが、積み立て不足問題が深刻で、制度そのものについて実質廃止することが決まった。
 企業年金では確定給付年金が主流だったが、確定拠出を選ぶ企業が増えている。加入者は3月末で464万人と前年度に比べ6%増えた。確定給付は運用成績が低迷すると、企業が損失分を穴埋めする必要がある。確定拠出は運用リスクを個人が負う仕組みで、企業の負担が軽くなる。終身雇用が崩れ、転職しても年金資産を持ち運べる点も長所だ。