日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

  • 0
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • はてなブックマーク
  • Facebook
  • mixiチェック
  • Twitter
  • LinkedIn

GAP

2014年9月1日(月) 掲載


 農産物の安全認証で「よい農業の方法(Good Agricultural Practice)」を意味する。生産過程の安全性を認証するもので、味など品質を担保するものではない。欧州を中心に普及する「グローバルGAP」やカナダの「カナダGAP」が知られる。米国は「SQF」という認証が主流。日本では2006年に日本GAP協会(東京・千代田)が「JGAP」を創設した。
 取得するには認証団体の審査を受ける必要がある。農薬使用量や栽培に使う水の質など様々な項目に合格した農場だけが得られる。各国・地域のGAPの審査項目はおおむね同じ。ただし、JGAPは日本の田畑が小さく近接しているため、他の農家の田畑に農薬がかからないよう対策を求めている。グローバルGAPは日本より水質検査の項目が厳格だ。
 認証生産者は安全性をアピールすることで、取引の増加が期待できる。消費者や企業も認証生産者の安全な農産物を使うことで、トラブルのリスクを抑えられる。国内消費者は「国産は安全」と考える傾向が強く、生産者はこれまでGAPの取得に積極的ではなかった。しかし、食品メーカーなど企業が調達先にGAPを求める動きが広がっている。生産者も意識を変える必要がある。