日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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潜在成長率

2014年9月1日(月) 掲載

 一国の労働力や設備を十分に活用して達成できる成長率。急なインフレなどを伴わない持続可能な成長率であり、中長期的な経済の実力とされる。(1)労働力人口の増え方(2)工場設備など資本ストックの伸び(3)技術革新など生産性の向上――の3つの要素で算出する。
 国際通貨基金(IMF)の推計では、先進国の潜在成長率は1996~2003年の平均で2.5%だったが、最近では1%台半ばに低下している。労働力人口の減少や生産性の伸びの鈍化が、潜在成長率低下の背景にあると指摘される。政府や日銀は日本の潜在成長率を0%台とみている。成長率を高めるためには企業の努力に加え、規制緩和など政府の成長戦略に期待が集まっている。
 長期金利は、将来の潜在成長率と期待インフレ率を足した水準になるという理論がある。先進国の長期金利が歴史的に低い水準にあるのは、中央銀行の国債購入が金利を押し下げている面もあるが、金融市場での成長期待が落ち込んでいることも反映している。