日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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長期金利

2014年9月1日(月) 掲載

 企業や家計が1年を超える借金をしたりする際の金利のこと。代表的な指標として、国が期間10年の借金をするときに発行する「10年物国債」が債券市場で取引される際の利回りを使う。日銀が「量的・質的金融緩和」を導入した翌日の昨年4月5日には、一時過去最低の0.315%をつけた。足元の水準も0.5%前後と昨年4月以来の低い水準にある。
 長期金利の水準は理論的には(1)実質経済成長率(2)物価上昇率(3)政府債務への警戒に対する上乗せ分――の3要素で決まるとされ、「経済の体温計」にたとえられる。景気が良くなり物価が上昇する局面では、金利も上昇する関係だ。ただ、現在は10年物国債の大半を日銀が買い入れているため、金利は低く抑えられている。金融緩和の効果とはいえ、正しい水準を指しているのか「体温計」の機能不全を懸念する声もある。
 長期金利は、銀行による企業向け貸出金利や個人向けの住宅ローン金利などと連動している。金利が低下して資金調達しやすくなれば、設備投資や住宅購入が活発になり、経済に好影響をもたらす。また預金金利には低下圧力がかかることになる。