日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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ターボチャージャー

2014年9月1日(月) 掲載

 エンジンの排ガスでタービン(羽根車)を高速回転させ、外部から取り込む空気を圧縮してエンジンに送り込み、燃焼効率を上げる装置。同じ排気量のエンジンより最高出力(馬力)を高められる。例えば、6気筒のエンジンを4気筒に減らし、そこに過給器(ターボチャージャー)を付けることで6気筒並みの高い出力を実現することができる。エンジンの排気量を少なく抑えて燃費を改善できるほか、気筒数が少ないため二酸化炭素(CO2)など排ガスも少なくて済む。
 日本では1980年代に採用されていた。だが当時は燃費が悪く、主流にはならなかった。2000年代に独フォルクスワーゲン(VW)など欧州勢が燃費を高めた新たな技術を開発。エンジンの排気量を抑えることを主目的に、「ダウンサイジング(エンジンの小型化)」という概念が定着し、ディーゼル車のほか、ガソリン車にも採用が広がった。エンジン自体の軽量化にもつながる。
 ハイブリッド車(HV)と違って、電池やモーターを使わないため、低コストで燃費を改善できる。HVや従来のエンジン車と比べて、加速感を楽しめるという特徴もある。中国など新興国のほか、近年は米国や日本など欧州以外の先進国でもターボ車の市場が膨らんでいる。