日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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量的緩和

2014年10月1日(水) 掲載

 中央銀行が物価や金融市場の安定、景気の刺激を目指して、国債などの金融資産を市場から大量に買い入れて資金供給する政策を指す。狭い意味では、金融政策の誘導目標を金利ではなく「お金の量」に切り替える政策を指す。政策金利を上げ下げする従来の金融政策と異なるため「非伝統的金融政策」とも呼ばれる。
 日銀は2001年3月から06年3月まで、日銀に金融機関が預ける当座預金の残高を積み上げることを金融政策の目標とし、これが狭義の量的緩和導入の先駆けとされる。08年秋のリーマン・ショック後の政策対応では、米英などが大規模に長期国債を買い入れる量的緩和に乗り出し、デフレを回避したと評価されている。
 日銀も13年4月に、黒田東彦総裁が年50兆円のペースで長期国債を買い入れる「量的・質的金融緩和」を導入し、マイナス圏で推移していた物価上昇率がプラスに転換する一因となった。欧州でもデフレ回避へ本格的な量的緩和の導入を求める声が強まっている。