日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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特定貨物輸入拠点港湾

2014年11月1日(土) 掲載

 穀物、石炭、鉄鉱石といった資源を海外から集中して輸入するための拠点港湾。港湾法に基づき国土交通相が指定する。2011年5月に「国際バルク戦略港湾」に選んだ全国10港に広げる計画で、福島県の小名浜港が指定第1号となった。指定を受けるには(1)輸入貨物の取扱量が相当見込まれる(2)一定規模の埠頭を持つ(3)荷主など企業間の連携を促す体制が整っている――などの要件がある。
 拠点港の指定を受けた後で、港湾管理者が中心となり、連携する他の港や荷主となる民間企業と共同で輸入のやり方などを決めた「特定利用推進計画」をまとめる。拠点港は連携する複数の港が輸入する分も含めた資源を、大型船で一括輸入する。拠点港に資源が着いたら、そこで中小の貨物船に積み替えるなどして他の港に運ぶ仕組みだ。
 資源を速やかに積み替えられるように、国交省は拠点港で大型の荷揚げ用機械や高速ベルトコンベヤーといった高機能の設備を導入するための投資を支援する。投資額の3分の1まで国が埠頭を運営する民間事業者に補助金を支給する。残りは財政投融資を活用して長期間、低利で融資する。造った設備については、取得後10年間、固定資産税などを優遇する。