日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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戦略的互恵関係

2014年12月1日(月) 掲載

 日中両国間で立場の違う歴史問題を事実上棚上げして地域の安全保障や経済、人的交流など双方が「果実」を得られる分野で共通利益の構築をめざし、2国間関係を強化・発展させていく考え方。第1次安倍政権時代の2006年10月に安倍晋三首相が中国の胡錦濤国家主席との会談で一致した。
 小泉純一郎元首相の靖国神社参拝をきっかけに冷え込んだ日中関係を改善軌道に戻す重要な共通認識となった。日中の相互信頼を高めて「平和共存」の実現をめざす考えを明記。経済関係や環境・省エネルギー分野など双方に利益のある分野で協力を進め、互恵関係を深化させることを盛り込んだ。東シナ海については「平和・協力・友好の海とする」とした。
 12年9月の尖閣諸島国有化以来、日中関係は急速に悪化し、経済関係にも及んだ。正式な日中首脳会談は11年12月に当時の野田佳彦首相と胡主席の会談以来、今回まで実現していなかった。