日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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短期継続融資

2015年1月1日(木) 掲載

 契約期間が1年以内の短い融資のこと。中小企業が日々の本業を円滑に遂行する運転資金として借り入れるのが一般的だ。融資条件も無担保・無保証でよい。その代わり、銀行が定期的に業況を審査し、契約を再検討できる。
 不健全な企業でなければ、借入金を返済せず利払いだけで済むため、配当を支払えばよい資本調達と事実上同じで、疑似資本と言われた。「短コロ(短期転がしの略称)」と呼ばれ、戦後の経済成長を底支えしてきた。02年、金融庁が検査マニュアルを改訂し不良債権に分類するルールを示した際、銀行界に「短期融資すべてが不良債権に分類される」との受け止めが広がり、銀行は返済が必要な長期契約に置き換えていった。短期融資は99年度の174兆円から13年度に82兆円まで半減。逆に長期融資は326兆円から445兆円まで4割弱拡大した。
 銀行は半年~1年ごとに審査する。銀行員がこうした定期審査の習慣を身につければ目利きとしての力も向上する。企業の成長戦略を見る鍛錬にもなり、積極的な融資につながる期待がある。