日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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基礎的財政収支

2015年2月1日(日) 掲載

 財政の健全度を表す指標。社会保障や公共事業など国の政策に必要な政策経費を、新たな借金に頼らず、どのくらい税収で賄っているかを表す。プライマリーバランス(PB)とも呼ばれる。国の場合は新規国債の発行額を除いた歳入(税収や副収入)から、国債の償還(借金の返済)費や利払い費を除いた歳出を差し引いて算出する。
 税収が政策経費より大きければ基礎的財政収支は黒字だ。税収が政策経費を下回ると国・地方の借金は増え、赤字になる。過去の借金の返済額が新たな借金額を上回ると黒字になる。黒字にならない限り、借金の総額は減らない。このため基礎収支の黒字化は財政健全化の第一歩といわれる。
 日本の基礎収支は1992年度から一貫して赤字が続いている。2015年度予算案では13.4兆円の赤字で先進国と比べると極めて厳しい財政状況だ。政府は15年度に国内総生産(GDP)に対する国と地方の基礎収支の赤字額の割合を10年度に比べて半分にし、20年度には黒字にする目標を掲げている。政府は15年度の目標は達成できる見通しをたてている。20年度目標に向け今夏にも財政健全化の計画を作り達成を目指すが、厳しい情勢だ。