日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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限定正社員

2015年3月1日(日) 掲載

 勤務地や仕事の内容、勤務時間などを限って働く正社員のこと。転勤があったり、人事異動で仕事の内容が大きく変わったりする従来型の正社員に比べると、限定正社員になれば本人の希望に沿った働き方ができる。例えば介護が必要になった親の近くで暮らしながら働きたい人が、転勤のない正社員になるような形だ。厚生労働省によると、今は日本の正社員のうち1割程度が限定正社員という。
 日本の雇用は転勤や仕事の内容が「無限定」な正社員と、パートやアルバイトなどの非正規労働者とに二分化されている。正規と比べると非正規は賃金や福利厚生などの処遇が劣ることが多い。日本企業はデフレ期にコスト削減を優先し、正規採用を抑え、非正規を増やしてきた。限定正社員が普及すれば、賃金水準の底上げにつながると期待する声は多い。
 限定正社員は仕事や勤務地が限られるため、企業が事業を撤退する時などに雇用がどうなるかなどが明確になっていない面があった。厚労省の懇談会は2014年7月に報告書をまとめ、企業に対し工場や店舗がなくなるときは解雇の可能性があることを労働契約に明示するよう求めている。