日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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国民健康保険

2015年4月1日(水) 掲載

 自営業者や農家が入る健康保険で、加入者は約3500万人。現在は全国の市町村が運営している。日本は職業や会社の規模によって加入する健康保険が異なり、中小企業向けの全国健康保険協会(協会けんぽ)、大企業向けの健康保険組合、公務員の共済組合とともに、国民皆保険を支えている。75歳以上の高齢者は後期高齢者医療制度に入っている。
 国民健康保険は近年、74歳以下の高齢者や非正規社員の加入者が増えている。平均年齢は約50歳に達し、30代半ばの大企業健保や協会けんぽよりも高い。1人あたりの医療費は約30万円と他の制度の2倍になる。一方、平均所得は100万円を下回り大企業健保の半分以下だ。給付が膨らむ一方で十分な保険料が集まらないため、国や市町村が税金を投入している。給付費の約5割は税負担だ。
 政府は今回の公的医療保険制度改革で、国民健康保険の財政基盤の強化に乗り出す。運営を市町村から都道府県に移し、公費3400億円を毎年投じる。財源は比較的余力があるとされる大企業健保の負担を増やしてひねり出す。