日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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脱デフレ

2015年4月1日(水) 掲載

 内閣府はデフレ脱却を「物価が持続的に下落する状況を脱し、再びそうした状況に戻る見込みがないこと」と定義している。
 2013年12月に政府は月例経済報告で「デフレ」の表現を削除したが、再びデフレに戻るリスクが残り、脱却宣言は見送っている。日銀も「デフレ心理の転換は着実に進んでいる」(黒田東彦総裁)としながらも、まだ道半ばだとして異次元の金融緩和を続けている。
 政府はデフレ脱却の目安として(1)消費者物価指数(CPI)(2)海外との貿易も反映する国内総生産(GDP)デフレーター(3)賃金動向を映す単位労働コスト(4)需給ギャップ――の4指標を重視している。CPI(生鮮食品、消費増税を除く)は1月に前年比0.2%まで伸びが鈍ったが、原油安がCPIの低迷につながっている面もある。GDPデフレーターや単位労働コストなど多くの指標で総合的に判断する必要がある。
  デフレを脱却し、人々に「物価は上昇するものだ」との考えが定着すれば、個人消費や設備投資を後押しする。経済を活性化するとともに、生産性の向上も期待されている。