日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

  • 0
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • はてなブックマーク
  • Facebook
  • mixiチェック
  • Twitter
  • LinkedIn

在宅医療

2015年4月1日(水) 掲載

 病院に入院するのではなく自宅で受ける医療のこと。高齢者が増えるにつれ、病気の人すべてを受け入れる余裕がない病院が出てきている。政府は「施設から在宅へ」という方針を打ち出し、自宅で療養し、最期を迎えることができる体制づくりを進めている。
 患者の希望も強い。厚生労働省の調査によると、末期がんで意識がはっきりしている場合、約7割が自宅での最期を望んでいる。ただ現状では家族にかかる負担や自宅で受ける医療の質に対する不安から退院をためらうケースが多い。希望とは逆に病院で亡くなる人は毎年増え、2013年時点で死亡者の75%程度を占める。
 在宅医療を支えるには医師だけでなく、看護師、薬剤師、介護士、歯科医師など様々な職種の専門家が必要になる。現在は連携が不十分なことも多く、患者や家族は安心してサービスを受けられる体制になっていない。厚労省は介護でも「施設から在宅へ」の方針を推し進めており、24時間巡回の訪問介護サービスを始めるなど地域で医療と介護を包括的にケアできる体制づくりを目指している。