日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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介護報酬

2015年4月1日(水) 掲載

 介護サービスを手がける社会福祉法人や企業が介護保険制度で受け取る報酬を指す。個々のサービスごとに国が報酬額を決めており、例えば認知症グループホームを1日利用すると約1万円になる。介護事業者は受け取った介護報酬から運営費や設備費を払い、職員の給与をまかなう。
 介護報酬は3年に1度、厚生労働省が審議会での議論を経て見直している。2015年度から適用される新しい介護報酬では、総額を2.27%引き下げる一方で、職員の月給を1人あたり1万2000円引き上げるための原資を加算する。介護職員の給与は産業平均の7割程度にとどまる。待遇の低さが職員不足の要因になっているとみて改善を促す。
 介護保険の財源のうち利用者本人の負担は1割。残りは国と地方が集めた税金と40歳以上の個人や企業が負担する保険料でまかなっている。介護費用は介護保険制度が始まった2000年度は3.6兆円だったが、高齢者が増えて14年度は約10兆円に膨らむ見込み。介護報酬が増えると事業者の取り分は増えるものの、本人負担や保険料、公費の負担が膨らむ。