日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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ベストミックス

2015年5月1日(金) 掲載

 将来の最適な電源構成のこと。火力や原子力のほか、水力、太陽光、バイオマスなどの再生可能エネルギーから成る。コストや発電の安定性、環境への影響、安全面など多角的な視点で政府が比率を決める。発電コストが低い石炭火力は温暖化ガスの排出量が多く、燃料費が安い原発は事故リスクがくすぶるなど、一長一短がある。政府は1960年代から3~5年ごとに見直し、電力会社はこの比率を基に電源を開発してきた。
 2009年に政権交代した民主党政権は原発の比率を2030年に5割まで高める計画を10年に打ち出した。30年に90年比で二酸化炭素(CO2)排出量を30%削減できるとして、CO2をほとんど排出しない原発を電源の軸に打ち出した。だが11年3月に福島第1原発事故が起こり、国内の原発は全て稼働を停止。政府は温暖化ガスの削減目標の下方修正を余儀なくされた。
 今も原発の安全性への国民の不安はくすぶっている。政府は供給力の安定した原発を今後も一定割合は維持する方針だが、依存度は震災前より下げる。電力の固定価格買い取り制度が12年にスタートした太陽光は発電が天候に左右される欠点があり、多く受け入れるには送電線の増強が必要だ。