日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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リスクマネー

2015年5月1日(金) 掲載

 資金の出し手がある程度のリスクを負いながら投じられるお金のことを指す。投資ファンドやベンチャーキャピタルなどが主な担い手となっている。一般的に起業のための資金や、創業期にある企業に対しての融資はリスクが高いとされているが、貸し倒れに備えて相応の金利を設定している例が大半だ。
 株式引き受けによる出資や劣後ローンなどがリスクマネーの代表例とされる。出資の中でも優先株は配当や残余財産の分配で優先的に扱われる。劣後ローンは一般の貸出債権などと比べて返済の優先順位が低い代わりに、高い金利を設定している。融資は担保を設定していることが多く、その意味では一般的にリスクマネーとはいいづらい側面を持つ。
銀行の場合は預金者からの預金を原資にしているため、預金者保護の観点から慎重な姿勢になりがちだ。日本の場合はバブル経済崩壊後に銀行が不良債権の処理を進める中で、銀行が融資を敬遠しがちになる「貸し渋り」が頻発したとされ、この点が批判されることが多い。財務内容や担保・保証の有無を過度に重視した融資がいまだに多いという指摘もある。