日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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バンドン会議

2015年5月1日(金) 掲載

 1955年4月、米ソ冷戦のさなかに開かれた第1回アジア・アフリカ会議の通称。インドネシア・ジャワ島西部の都市バンドンで開かれたためこの名称が定着した。中国の周恩来首相やインドのネール首相、エジプトのナセル大統領など第2次世界大戦後に独立した29カ国・地域の首脳らが集まり、民族自決や反植民地主義を訴えた。
 大国による内政不干渉や領土・主権の尊重などを訴えた「バンドン10原則」を採択するなど、米国・ソ連の東西両陣営に属さない第三極の存在を世界に認めさせる契機となった。意見や立場の違いから第2回は開催されなかったが、その精神は非同盟諸国首脳会議に引き継がれた。冷戦終結や新興国の台頭で参加国の立場は大きく変わった。当時、核戦争への強い懸念を表明したインド、パキスタンは核保有国となり、中国は南シナ海の領有権をめぐってベトナムやフィリピンなどと争いも抱えている。
 今回の会議は60周年を記念してインドネシア政府が主宰した。第三極としての政治的な連帯よりも、世界2位の経済大国になった中国や東南アジアの経済大国になったインドネシアなどを中心に、新興国同士が経済連携を強めるための会議となった。