日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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電子カルテ

2015年6月1日(月) 掲載

 医師が診療の記録を患者ごとにまとめたファイル(カルテ)を電子化したもの。従来は紙で管理していたが、医療の事務効率化に向け1990年代に登場した。診断結果から検査の数値、投薬や手術の記録、その後の経過などを記載しているほか、レントゲンの写真などの画像情報も含まれる。
 当初は検索が容易になることによる診療や医療事務の手間の削減、保管場所の節約といった利点が強調された。2000年代から政府も医療費削減などの観点から普及を後押ししてきた。大規模病院では一般化したが、中小の医療機関では採用が進まず、全体の普及率は3割程度とみられる。
 最近はクラウド技術を用いた電子カルテも開発されている。医療機関が共有して治療の参考にしたり、製薬会社や大学などの研究機関が創薬や新たな治療技術の開発に生かしたりといった新たな利用方法が検討されている。電子カルテなどの医療情報の共有システムは京都大学が中心の「まいこネット」などがあるが、地域内の小規模なネットワークにとどまる。