日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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かかりつけ薬局

2015年6月1日(月) 掲載

 複数の病院から出た処方箋をまとめて扱い、薬を飲む人に副作用のリスクや重複がないかを確認する。健康上の不安を何でも相談でき、病歴なども把握している身近な医者「かかりつけ医」にならった仕組みだ。厚生労働省が普及を後押しする。患者の薬剤服用歴(薬歴)を管理し、薬剤師が薬の重複などで問題があると判断すれば、医師に相談し処方箋の内容を変更するといった対応ができる。
 現在、多くの薬局が病院の周辺に店舗を設け、7割が1つの病院の処方箋に依存した経営になっている。薬局は服薬指導などをすれば定額の報酬を受け取れる。利便性の高い場所に店舗を置き、効率よく患者を取り込むことが経営の優先課題となっている。こうした薬局では、指導や助言を十分できていなかったり、医師の出す処方箋を十分に確認せずに機械的に薬を出したりするケースも多いとみられる。厚労省は危険な飲み合わせを防ぐなど本来の薬局の役割を十分に果たしていないと問題視していた。
 高齢化で複数の病院に通う人が増えており、薬の飲み残しも多い。医療費膨張の一因になっている。かかりつけ薬局が普及することで、厚労省は過剰な投薬を減らし医療費の抑制を期待する。