日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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基礎年金番号

2015年7月1日(水) 掲載

 国民年金や厚生年金など公的年金に関する情報を管理、記録するための番号。1997年1月に全加入者に1つずつ割り振った。10桁で表示され、4桁と6桁の組み合わせになっている。公的年金の支払いや保険料の徴収をする日本年金機構は、番号ごとに氏名、生年月日、性別、住所の4情報と年金の加入記録を管理している。
 97年より前は、加入する年金制度ごとに異なる番号で年金記録を管理していた。例えば、会社員から自営業者になると、厚生年金の「年金手帳番号」に加え、国民年金の「年金手帳番号」を持つことになる。1人の人が複数の年金番号を持つため、実際に年金を受け取る時に番号ごとの照会が必要で、手間がかかっていた。
 政府は正確、確実に年金を支払う狙いで基礎年金番号を導入した。しかし、年金機構の前身である旧社会保険庁のずさんな管理で、基礎年金番号に統合、整理されていない記録が約5000万件あることが第1次安倍内閣時(2006~07年)に発覚した。「宙に浮いた年金」問題や「消えた年金」問題といわれ、07年参院選の自民党惨敗や安倍内閣退陣の一因となった。