日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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税収の自然増

2015年7月1日(水) 掲載

 法人税や消費税を増税しなくても、経済成長によって税収が増えること。たとえば、景気拡大で企業収益が改善すれば法人税収、所得が増えれば所得税収が増えやすくなる。安倍政権は経済成長で消費や企業活動を活性化させて税収の自然増をできるだけ増やす考え。税収が増えれば財政健全化に向けて歳出の削減額を縮められる。
 自然増の増加率を表すのが「税収弾性値」と呼ばれる指標。名目成長率が1%増えた場合の税収の増加率を表す。財務省は弾性値を1程度とする一方、経済財政諮問会議の民間議員は1.2~1.3程度と主張。政府内に隔たりがある。
 所得税や法人税は消費税よりも弾性値が高いといわれる。景気回復が賃金上昇や企業収益の向上につながりやすいためだ。一方、不景気の場合、日常生活に必要な買い物を切り詰めるのには限界があるため、消費税収は景気の下振れに対して安定的とされる。