日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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企業統治指針

2015年7月1日(水) 掲載

 東京証券取引所と金融庁が定めた上場企業の経営規範のこと。6月に適用を始めた。「株主の権利・平等性の確保」「取締役会等の責務」など73項目で構成する。企業経営に株主や社外取締役など外部の目を取り入れ、経営の透明性や合理性を高めるのが基本方針。内輪の論理に傾きがちだった経営陣に変革を迫り、成長投資の拡大や不採算事業の見直しなどで競争力を取り戻すのが狙いだ。
 コードを守らない企業は理由を明らかにし、自社が作成する「コーポレートガバナンス報告書」に記載する必要がある。導入初年度の企業は株主総会後、6カ月以内に報告書を東証に提出しなければならない。例えば上場株を持ち合い株として保有する場合は、狙いや議決権行使の基準などの説明を求めている。経済的な利益がない株の保有を防ぐためだ。
 社外取締役の活用も柱の一つだ。会社から独立した立場の社外取締役を2人以上選任することや、女性の活躍促進などが定められている。企業統治指針を受け、独立社外取締役を導入する上場企業が増えている。東証によると、1部上場企業のうち2人以上の独立社外取締役がいる企業の割合は、6月半ばで46%と14年7月調査と比べて25ポイント高まった。