日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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イラン核問題

2015年8月1日(土) 掲載

 2002年、イランが中部ナタンズなどで核施設を秘密裏に建設していることが明らかになった。03年にウラン濃縮活動を停止したが、06年に再開、低濃縮ウランの製造成功を発表した。イランは原子力発電などの平和利用が目的のため、核拡散防止条約(NPT)違反にならないと主張していたが、軍事利用を懸念する米欧が反対した。
 国連安保理は同年、技術移転の禁止などを含む初の制裁を決議した。革命防衛隊関係者の金融資産凍結などの追加制裁を打ち出した。イランと対立するサウジアラビアやイスラエルなどの同盟国を持つ米国はイランの資金源を断つため、国連決議とは別に独自の経済制裁を実施してきた。イラン産原油の輸入を禁じ、第三国の企業がイランと取引することも制限した。日本も国連制裁に従い企業の取引などを一部制限した。
 欧州連合(EU)もイラン産原油やガスの輸入を禁じており、石油メジャーなどは油田事業や天然ガス田開発などを停止した。制裁解除でイラン産の原油供給が拡大すれば、原油相場や日本の企業活動にも大きな影響を与えるとみられる。