日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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クレジットカードのIC化

2015年8月1日(土) 掲載

 クレジットカード本体に集積回路(IC)チップを埋め込むこと。ICは従来の磁気ストライプに比べ膨大な情報を記憶でき、情報を暗号に変えることもできる。そのため、変造や解析が難しく、偽造や不正利用対策として優れているとされる。日本では本人確認に暗証番号を使うのが一般的で、旧来型の磁気ストライプもカード本体についている。
 日本ではカードの不正使用被害の増加を受け、IC化が進み始めたが、普及率はなお65%程度にとどまる。対照的にほぼ全てのカードにICチップが搭載されているのが欧州だ。カードを読み取る端末もほとんどがICに対応する機能を備えており、旧来型の磁気ストライプ経由の取引はわずかにとどまっている。南米やカナダ、日本以外のアジア地域でもIC付きカードによる取引が全体の半数を超えているもようだ。
 日本でIC化が進まない背景には、ICに対応する読み取り端末への切り替えが遅れていることがある。特にレジと読み取り機能が一体になった端末は大半がまだ磁気ストライプのみに対応している。ICに対応できない読み取り端末が偽造カードによる被害を受けやすい傾向にあるため、経済産業省は小売店のレジなどをIC対応に切り替えるよう促す方針だ。