日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

  • 0
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • はてなブックマーク
  • Facebook
  • mixiチェック
  • Twitter
  • LinkedIn

人工知能

2015年8月1日(土) 掲載

 人工知能は「Artificial Intelligence(AI)」の和訳で、推論や連想、学習など人間のような知能を持つコンピューター。一般的なコンピューターは人間の命令に従って情報を処理するが、人工知能はデータの意味を自ら解釈し、最適な処理方法を選んで実行するのが特徴とされる。
 コンピューターの基本理論を構築した英国の数学者アラン・チューリングが1950年、人工知能を「人間が会話して人間と区別ができない機械」と定義して提唱した。人工知能は60年代には迷路やパズルを解き、80年代には医療や金融などの分野で臨機応変の判断を下す技術開発が進んできた。だが人間が大量のデータを整理して事前学習させ、厳密に条件設定しないと回答できないことなどが障害で実用化は進まなかった。
 2006年以降、「ディープラーニング」(深層学習)という人間の脳をまねた情報処理の技術が生まれる。人工知能は大量なデータから複雑な特徴を自力で探し出せるようになった。ハードウエアのデータ保管量と演算速度も向上し、進化を後押しする。人工知能は現在、コールセンターの問い合わせ対応やロボットの接客業務などで活用され、30年後の45年には人間の脳を超えるという見方もある。