日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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耕作放棄地

2015年9月1日(火) 掲載

 1年以上にわたって何も作物を栽培しておらず、耕作を再開する見込みもない農地のこと。20年前に比べて約8割増え、農地全体の1割、滋賀県に匹敵する約40万ヘクタールにまで達している。農家の高齢化や後継者不足などによる離農が原因とされる。一度使わなくなると土壌が荒れてしまい、再び農地として活用するのが困難になる。
 農林水産省によると農業従事者の数は約227万人で、平均年齢は約67歳。今後数年で70万人以上が引退するとの試算もある。交渉が大詰めを迎えている環太平洋経済連携協定(TPP)の妥結内容次第では、海外の安い農作物が流入してくる可能性もある。高齢農家の土地をいかに意欲ある若い担い手や農業生産法人に引き継いでいくかが課題となっている。
 政府は今後10年間で大規模な生産者に農地の8割を集約する計画を掲げ、2014年度に農地中間管理機構(農地バンク)を稼働した。しかし14年度の利用実績は3万1000ヘクタールと目標の14万9000ヘクタールの2割程度。政府は実績のよい都道府県に向けた補助金などでテコ入れを急いでいる。