日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

  • 0
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • はてなブックマーク
  • Facebook
  • mixiチェック
  • Twitter
  • LinkedIn

首相談話

2015年9月1日(火) 掲載

 首相が自らの考えを国内外に示す文書。首相就任や内閣改造などの際に今後の政権運営の方針を示したり、大規模な自然災害や事故が発生したときの対応を明らかにしたりすることもある。中でも注目度が高いのは、歴史認識に関する談話だ。
 1995年8月15日に自民、社会、新党さきがけ3党連立内閣の村山富市首相が発表した「戦後50周年の終戦記念日にあたって」は過去の植民地支配や侵略への反省とおわびを表明した。2005年8月15日の小泉純一郎首相の談話も村山談話のキーワードを踏襲した。両談話とも閣議決定しており、政府の公式な意思表明と位置づけられている。
 談話を閣議決定しない場合、首相の個人的見解という性格が強まる。ただ、談話の形式の違いがどう受け止められるかは別の問題だ。宮沢内閣の93年8月4日、従軍慰安婦に関する「河野談話」を発表したのは当時の河野洋平官房長官で、閣議決定もしていない。しかし、中国や韓国ではもっぱら日本政府の見解と同一視されている。