日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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ワークライフバランス

2015年9月1日(火) 掲載

 仕事と家庭生活の調和を取ること。日本は従来、欧米主要国に比べ家事や育児など家族や家庭を女性任せにして長時間働く男性が多いとされる。一方、結婚後は外で働かずに専業主婦として家で家事や育児、介護などを担う女性も多い。1990年代に日本の生産年齢人口(15~64歳)が減少に転じたこともあり、政府や企業も女性の就労を後押しするためにこうした慣行の見直しを始めた。
 増えてきたのは朝型勤務による残業時間の抑制だ。伊藤忠商事は午後8時以降の残業を原則禁止し、早朝勤務の手当を増やした。ダラダラと深夜まで会社に残る社員が減り、総合職の残業時間は月46時間と3時間少なくなったという。中央省庁も今年から夏の勤務時間を1~2時間前倒しした。
 短時間の勤務を認めて、高齢者や、育児・家事を抱える女性を集める企業も増えてきた。イオンやドン・キホーテは1日2時間から働けるパート制度を導入した。休暇の取得も重要だ。政府は年5日分の有給休暇の消化を企業に義務づける労働基準法改正案を今国会に提出した。今は働く人の自己申告に任せているため有休の消化率は5割弱となっている。ほぼ100%とされる欧州諸国と開きがある。