日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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プラザ合意

2015年10月1日(木) 掲載

 1985年9月に日米独英仏の先進5カ国(G5)が協調してドル高是正に動いたことを指す。協議の場となった米ニューヨークのプラザホテルにちなむ。米国がドル安誘導を要請し各国が協調介入を実施した。円相場は1年で1ドル=240円台から150円台に上昇したがドル安の行き過ぎが問題になり87年2月の「ルーブル合意」では為替相場の安定を目指した。だが、各国の足並みは乱れ同年10月には株価暴落(ブラックマンデー)が起きた。
 プラザ合意を契機とする円高は日本経済に2つの意味があった。1つは国内の輸出産業が打撃を受け円高不況に陥ったことだ。政府・日銀は財政出動や金融緩和で経済を下支えしたが、行き過ぎた緩和政策が80年代後半のバブルにつながりバブル崩壊後は「失われた20年」の長期停滞に苦しんだ。
 もう1つは日本経済の構造変化だ。90年代以降、1ドル=100円を超えた円高が進んだ。日本から輸出するより現地生産した方が費用が安くなる。日本の主要企業が生産拠点を海外に移しグローバル展開を進めたが、国内の産業基盤が弱くなる「空洞化」も進んだ。