日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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ゼロエネルギー住宅

2015年10月1日(木) 掲載

 家庭内で消費するエネルギーから、屋根に設置する太陽光パネルで生み出したエネルギーを差し引くと実質ゼロとなる住宅。「ZEH」とも呼ぶ。米国や欧州連合(EU)など各国でもゼロエネルギー住宅の普及を進めるための法整備が進んでいる。
 ゼロエネ住宅を実現するためには、省エネにつながる建材や設備を採用することが必要となる。経済産業省は年間約40万戸の戸建て新築住宅のうち、2020年には半数以上をゼロエネとし、30年に全戸の平均をゼロエネとする目標を掲げている。新築の戸建て住宅の太陽電池の搭載比率も近年では増加し、太陽電池の価格も下落して実現しやすくなっている。住宅内のエネルギー消費量をグラフなど一目で見られるようにするエネルギー管理システム(HEMS)の活用もゼロエネの推進につながる。一方で屋根の形状や向きで太陽電池の設置が不向きな住宅のほか、冬場に暖房の使用量が多い寒冷地ではゼロエネの達成は難しいとの指摘もある。
 調査会社の矢野経済研究所(東京・中野)がまとめた20年度のゼロエネ住宅関連の主要設備の市場規模は1兆1千億円と、15年度に比べて24%増える見通し。太陽電池の設置や燃料電池を設置する新築住宅が今後も増加するとみられている。